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台風

 9月24日。 大型の台風18号(ラガサ)が、台湾本土に上陸こそしなかったものの、台湾東部に豪雨をもたらし、甚大な被害を与えました。 台湾は、日本でいうと、九州とほぼ同じ多きさです。 台中市と、今回甚大な被害に遭った、台湾東部花蓮県との、地理的位置も、考えてみました。 ですが、交流でお世話になった都市が、何かしらの影響や被害を受けたのではないか。 そう考えるのは、当然のことかもしれません。 台中市立四張犁中学校の陳校長先生や、現地で通訳をしてくださった陳さんとも連絡をとり、現地の安否確認や被害状況をお聞きしました。 今回の台風は、東部の都市に大きな被害をもたらしました。 実際には台湾本島に上陸することはありませんでしたが、花蓮県光復地区周辺では、洪水や土砂災害により甚大な被害が発生しました。 特に、これまでに相次いだ台風や地震の影響で山頂付近に堰塞湖(自然にできたダム湖)が形成されていたところへ、今回の豪雨が重なり、その湖が決壊し、まるで一つのダムが放水したかのような大規模な水量が流れ出しました。本当に恐ろしく、また非常に残念な出来事です。 一方、私たちの住む台中市は中央山脈の西側に位置しており、花蓮からも距離があるため、今回の災害による影響はまったくありませんでした。市内の学校や地域もすべて無事で、安全が保たれております。 ご無事で良かった。 一方で母国に被害に遭われた方がいらっしゃる。 日本にいる私たちに何ができるのだろうか。 私にできないことはないだろうか。 いつ、どの国、どの地域に未曾有の自然災害が起きてもおかしくはない現代。 今回被害に遭われ、亡くなられた方への哀悼の意を表するとともに、被害に遭われ、住み慣れた地がのみこまれていく現実をどう見ておられたのか。 今の自分ができることは、 今を懸命に生きること。 すぐそばに居てくれる存在、 日々関わってくださってる方々を大切にすること。 なのかもしれない。

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 梨 梨ときくと、ふと、宮沢賢治の短編童話『やまなし』を思い出します。小学校6年生の教科書にも掲載されています。 『クラムボンはかぷかぷわらったよ。』 クラムボンとは… かぷかぷとは… 深く、おもしろい世界観が広がる短編童話です。 さて、 鳥取県と台湾台中市との交流は、鳥取県の特産品である「梨」の穂木(花芽のついた赤梨の小枝)を台湾に輸出したことから始まりました。(鳥取県HP引用、編集、参考) 2005年から始まった、サマースクール団の相互派遣事業。 今日、エースパックなしっこ館に行く機会があり、台湾へ訪問した約2ヶ月前のことを思い出しました。 そこも、「つながり」ですね。 「つながり」や「つなぐ」意識をもったまま生活をしていると、これまで当たり前だった世界観に、味付けが加わり、深くなっていきます。 交流のきっかけは「梨」だと知っていたから、何回か来たことのあるこの施設も、これまでとは違った見方・考え方ができました。 台湾に行ってなかったら、そんなことさえ考えもしなかったでしょう。 鳥取に住む私たちにとって、生まれたときから当たり前のようにある存在の梨。 もしかしたら、先人の誰かが、梨の輸出について提案しなかったら、あるいは、その提案が受け入れられず、叶わなかったら・・・ 台湾の人は、梨の存在さえ知らないままだったのかもしれません。 物事の成り立ちを追求し始めたら、キリがありません。 今の世界は、誰かのアイディアや想い、それを実現させた根性。 たくさんのことがあります。 梨。 生産者、新種開発者の方々の想いや努力。 目まぐるしく変わる世界には、意味があって変わるもの、意味があって残っているもの、カタチは変わっても魂として残り新たなものになったもの、なくなったもの。 目の前のことだけでなく、そういうことにも目を向けて、知ってみるのもまた、生き方を楽しむひとつのカタチかもしれません。